チラシの裏の覚書。

個人的なナレッジノートです.φ(..)

"日本酒の味や銘柄の歩みをたどった本なら他にもあるだろう。対して本書は、灘・伏見や各地の酒造地の形成史を軸に、酒をとりまく人々や社会がどう変化して今に至ったのかに光を当てる。真摯な歴史の本だ。  とはい..."

f:id:Saitoh:20150601231441p:plain

日本酒の味や銘柄の歩みをたどった本なら他にもあるだろう。対して本書は、灘・伏見や各地の酒造地の形成史を軸に、酒をとりまく人々や社会がどう変化して今に至ったのかに光を当てる。真摯な歴史の本だ。

 とはいえ、ウンチクのネタにも事欠かない。すっきりとした今の日本酒が幕末の灘で完成したいきさつ、戦後の日本酒不足、それを補う醸造アルコール添加技術の洗練、地方での高級吟醸酒造りの進展など。今夜呑む一杯の酒が背負った歴史の重みに目を開かせてくれる。



- 『日本酒の近現代史 酒造地の誕生』 鈴木芳行著 評・松木武彦 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE (via koinubooks)
from Tumblr http://ift.tt/1EO40Es
via IFTTT