チラシの裏の覚書。

個人的なナレッジノートです.φ(..)

" マンガのサザエさんは世相諷刺を軸にした王道の新聞4コママンガです。同時代をスパイシーに切り取っていて、昭和ノスタルジー幻想みたいな甘ったるい感傷はありません。 波平も別人です。マンガでは、おっちょこち..."

f:id:Saitoh:20150114100332p:plain “ マンガのサザエさんは世相諷刺を軸にした王道の新聞4コママンガです。同時代をスパイシーに切り取っていて、昭和ノスタルジー幻想みたいな甘ったるい感傷はありません。
 波平も別人です。マンガでは、おっちょこちょいで頼りないお父さん。この父にして、この娘(サザエ)あり、というのがよくわかります。家でも会社でも尊敬されないイジラれキャラだけど、なんか憎めない。
 大多数の父親は、そんなもんです。エラくはないけど、家族に嫌われるほどでもない、平凡な人。
 それがアニメでは、厳格で立派な父親像を演じさせられてますよね。アニメ制作者のコンプレックスがもろに出てて気持ち悪い。
 誤解してる人が多いんです。エラい父親、立派な父親、厳格な父親ならこどもから尊敬されると思ってるようだけど、それはうっとうしいから距離を置かれてるだけなんです。
 「バカモン」も「左様」もいわず、万年平社員で、しばしばカツオにからかわれてる原作の波平のほうが、リアルに人間くさくていいじゃないですか。
 父親なんてのは、ちょっとダメなくらいでちょうどいいんです。ダメだけど見栄はってることを家族には見透かされてる、くらいでね。ふだん尊敬も感謝もされなくても、葬式のときに、いいお父さんだったねと家族にいってもらえれば、それでいい。
 アニメの波平は立派すぎます。いいひとすぎます。ファンタジーなんです。あんなありえない父親像を理想だと誉め称えている人たちこそ、なんか恐いなと思ってしまいます。
 サザエさんのアニメはPTA推薦、クレヨンしんちゃんはPTA非推薦、みたいな図式が定着してますけど、長谷川町子さんがもし生きてたら、クレヨンしんちゃんのほうをきっと推薦してたでしょう。”

- 2014年02月反社会学講座ブログ (via yellowblog)
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