チラシの裏の覚書。

個人的なナレッジノートです.φ(..)

"歌麿の浮世絵は、見方を変えれば肖像画です。日本の絵の魅力に気づく前、私は西洋画の肖像画を見続けてきたので、歌麿の絵を肖像画と思って観ると違和感をおぼえます。なぜなんだろう? おそらく、私が見てきた西洋の..."

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歌麿の浮世絵は、見方を変えれば肖像画です。日本の絵の魅力に気づく前、私は西洋画の肖像画を見続けてきたので、歌麿の絵を肖像画と思って観ると違和感をおぼえます。なぜなんだろう? おそらく、私が見てきた西洋の肖像画で描かれているのは、王様や女王様といった偉い人や、その家族、あるいは画家の友人やその子供たちといった人たちばかりだからだと思います。ところが歌麿の絵に描かれた女性は、みな江戸の街に暮らす女性たち。この差って、改めて考えるとすごい大きいと思うんです。

歌麿は自分が描きたい女性を、自分で勝手に次々に描きました。しかも、モデルは偉い人ではありません。いまでいえば、読者モデルとかアイドルといった存在ではないでしょうか。やっぱり江戸の男性陣は立派なオタクさんですね。みな、歌麿が描く女性に興味津津だったんです。実際、歌麿が描いた女性を一目見ようと、彼女たちの働く店には人が殺到したそうです。まさに看板娘そのものじゃないですか!江戸時代の日本は世界最大の芸術大国であると同時に、オタクな国だったんですね。オタクさん文化は日本人がもっている体質!?私たちスマイレージが江戸時代にタイムスリップしたら、どんなふうに注目してもらえるんでしょうか?歌麿が描きたいと言ってくれるかな? 

そう考えると、西洋には、看板娘やアイドルのような存在はいなかったんでしょうか? 「アイドル文化は日本にしかありません」 海外のファンのみなさんから、そんなことを教えていただくことがあります。アイドル戦国時代と言われていますが、歌麿が活躍した時代のほうが戦国時代より現在のアイドルシーンと近いのかもしれませんね。



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【和田彩花(スマイレージ) 「浮世絵10話」】 第三話 喜多川歌麿「ポッペンを吹く娘」 | asianbeat

和田彩花(smileage)の浮世絵評論。 スゴくいい。 アイドルであることに逃げずにアイドルとして評論している。 本が売れたのも納得。

(via fukunono22)

やっぱり宣伝なんじゃん! だから、仕事として成り立ってたのか。 勉強になった。素晴らしい

(via scsa)
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