"どうして科学は力を失いつつあるのか。かつて科学が「正義」だった頃、例えば行動経済成長期は、働けば働くほど会社が大きくなっていった。次々と電化製品が開発され、みるみる生活が良くなった。インフラが整備され、..."

月面に着陸しても、それで何ができるわけでもないことがわかってしまった。医学が発展しているといっても、今だにガンも直せないし、不老不死は生きてる間に実現しそうにない。成人病は科学技術でどうにかなるようなものでもなく、普段からの心がけに頼るしかない。環境問題が何らかの科学的な力で一気に解決するみたいな見通しを今でも持っている人は少ないだろう。 昔の映画やアニメなどに出てくる博士、科学者は博識で、何でも知っているすごい人だった。でも今は分野の細分化が進んで、自分の専門以外のことはまったくわからなくなっている。研究をするにも、企業や政府に必死にアピールして費用を捻出してもらうしかない弱い存在だ。原子力の問題なんてデータとれないから決定的なことは言えないし、マスメディアに流される専門家の意見も右往左往して、科学的な正しさが危ういということにみんな気づき始めた。”
- 『評価経済社会』というすごすぎる発想 - 文人商売 (via 774)
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