チラシの裏の覚書。

個人的なナレッジノートです.φ(..)

"では、私がどうして団塊の世代以上の人たち、日本の中で一番お金を持っている人たちをターゲットとしていないのか、その理由をご説明いたしましょう。 ・理由その1 とても手がかかるお客様です。 前述のよう..."

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では、私がどうして団塊の世代以上の人たち、日本の中で一番お金を持っている人たちをターゲットとしていないのか、その理由をご説明いたしましょう。


・理由その1

とても手がかかるお客様です。
前述のように、旅行会社の窓口で職員のアドバイスを受けながら商品を申し込むような方々をターゲットにするには、いすみ鉄道の体制ではできないからです。


・理由その2

いろいろ経験をされていて、経験の蓄積があるお客様だからです。
イタリアン料理を召し上がれ、というと、ミラノではどうだとか、フィレンツェではこうだったとか、いちいちうるさい。
「あなたは知らないだろうから教えてあげるけど。」なんて始まるわけです。
私がヨーロッパの航空会社に長年勤務して、外国を知り尽くしているなんてことは、そういうお客様は知りませんから、料理がどうで、ワインがどうで、だいたいこの車両は何? こんな古い車両を使って・・・・とうんちくが始まるわけです。
私は、自分の経験で知っていますが、日本人はワインを価格で評価します。つまりブランド志向なわけですが、外国人はワインは味で評価しますから、いすみ鉄道の車内でサービスするワインも、「一番安くて一番おいしいワイン」なのですが、そういうことが理解できないのがこの世代の人たち。
なぜなら、バブルを引き起こした人たちだからです。


・理由その3

いずれ居なくなる人たちだからです。
団塊の世代の人たちは今60代後半です。ということは10年後には70代後半になります。
毎日国会でこれからの医療費の増加をどうやりくりするかという議論がされていますが、つまり、団塊の世代の人たちが、今から10年15年でこの国を食いつぶすわけで、そういう人たちの旅行マーケットは、今後、年々縮小していくのは明らかなわけです。
今、観光地を闊歩している前期高齢者の人たちは、やがて後期高齢者となり、自分の足で歩くことも、おいしい料理を食べることもできなくなるわけですから、今からその年齢層を開拓する必要はないわけです。



- いすみ鉄道 社長ブログ | 20130823 (via gkojax)
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