チラシの裏の覚書。

個人的なナレッジノートです.φ(..)

"小松氏は,震災直後の5月11日にインタビューで,関東大震災での情報の混乱がきっかけとなってラジオ放送が始まり,今日の放送が発展したことにも触れている。そして下記のように語り,「総合防災学」の確立を期待し..."

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小松氏は,震災直後の5月11日にインタビューで,関東大震災での情報の混乱がきっかけとなってラジオ放送が始まり,今日の放送が発展したことにも触れている。そして下記のように語り,「総合防災学」の確立を期待した。

 “SF作家のいうこっちゃ思て聞いてくれ。ここで「総合防災学」ともいうべき,超学際的研究体制が欲しいんや。(中略)日本国内にとどまらず,近代世界を襲った「巨大自然災害例」の記録は世界各地にようけあるはずや。今ならそういう記録をインターネットなどで取り込んで,人類共有の「知的資源」にプールすることはさして難しないて思うぜ。”

 2011年7月26日に小松氏は逝去した。彼の遺した「総合防災学」が,決してSFではなく,次の百年で現在の「放送」と同じように我々のインフラとして発展することを期待したい。

 “日本は,これでヒロシマ,ナガサキにはじまって,第五福竜丸もあるし,放射能被害いうもんをフルセットで被った唯一の国になってしもたがな。それだけの役割を担わなウソや。”

 小松氏が指摘するとおり,日本はそれだけの経験を重ねてしまっており,その経験から得たものを後世に伝える義務がある。



- E1591 - 大震災と小松左京が遺したもの | カレントアウェアネス・ポータル (via clione)
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