チラシの裏の覚書。

個人的なナレッジノートです.φ(..)

「情けは人のためならず」から見たポジションの違い

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『情けはひとのためならず』という言葉があります。


優しさに対する解釈としては2通りで、


(1)相手のためを思うならこそ目先の同情はよろしくない(否定タイプ)

(2)他人様にかけた情がめぐりめぐって自分に帰ってくる(推奨タイプ)


と、大体上記のことになるかと思います。



ここで話は変わりますが、

「経済的スタンス」と「政治的スタンス」(民主主義)の違いについても触れます。

この両者の決定的な違いは、社会的「弱者」に対する対応の仕方に尽き、

民間企業(経済)と公務団体(政治)と言い換えるとわかりやすいと思います。


○経済的スタンス…組織・集団から不都合な人間を合法的に排除できる

政治的スタンス…借金してでも、不都合人間を養わなければならない


「不都合な人間」と表現しましたが、

一般企業なら経営上の立場から、合法的にお荷物社員をリストラし、

不利益から組織を保護することは可能です。

しかし、生活保護受給者に対しては公務サイドから

「あなたチットもやる気が見えないから、来月から支給しません」

「他の市区町村(もしくは国外)へ出て行ってください」

とはできません。(たとえ本音ではそうしたくても)


その無理を通せば、通常の一般企業なら倒産してしまいますが、

公務ならば先立つものがなくても、必要な国債・地方自治体債を発給し、

救済・保護するスタンスは取り続けることは可能です。


話は元に戻るのですが、

『情けは人のためならず』の2つの解釈を思い起こしてください。

世間的(辞書的)には「優しさ推奨タイプ」が正しいとされていますが、

経済的・政治的スタンスにより、その「守らなければならないもの」は違います。


もし、その両者が対立するとすれば、『金銭的権力VS多数決的権力』

の戦いといったことでしょうか。


違うのは、そのポジションだけです。

つまりどちらも「間違いではない」ということかと考えます。